素材の解析から完成動画と販売素材の作成までを操作するドローン動画ワークフロー画面

4Kドローン動画の編集を、Pythonで自動化してみた

ドローンで撮影したあとは、何本もの4K動画から使える場面を探し、切り出し、並べ替え、色補正して書き出します。

撮影は楽しいのですが、この繰り返しがなかなか大変です。そこでPython、OpenCV、FFmpegを使い、編集作業を自動化するツールを作りました。

面倒な作業はツールにお任せ

MP4をファイル名順に結合し、カメラが急に回転した場面や動きが乱れた区間を自動で検出。安定した8秒以上の場面だけを候補として切り出します。

さらに、似た景色や同じ移動方向が続かないように並べ替え、自然な色補正、クロスフェード、BGMを加えて4Kの完成動画を作ります。販売用の個別クリップも同時に出力できます。

最初はコマンドで動かしていましたが、毎回手順を思い出すのも面倒になり、最後は専用画面にまとめました。

素材の解析からCSV反映、完成動画と販売素材の作成までを操作するドローン動画ワークフロー画面

素材の解析から完成動画の作成まで、順番に操作できます。

YouTubeの準備もまとめて自動化

動画の指定時刻からサムネイルを作り、ローカルAIのOllamaでタイトル、概要欄、ハッシュタグの案も作成します。YouTubeへのアップロードもできますが、間違って公開しないよう、標準は非公開で確認操作を必須にしています。

サムネイルの切り出し時刻や撮影場所を入力し、YouTube用素材を作成する画面

時刻と撮影情報を入力すると、サムネイルとYouTube用の文章をまとめて作れます。

今、自分がやること

ここまで自動化した結果、自分がやることは次の5つになりました。

  • 候補クリップの開始位置、終了位置、使うかどうかを決める
  • サムネイルに使う位置を指定する
  • BGMを選ぶ
  • 完成動画を最終確認する
  • YouTube用のタイトルとキーワードを選ぶ

単純作業はツールに任せ、映像の印象に関わる部分だけを自分で判断する形です。完全自動ではありませんが、今のところ、このくらいの分担がちょうどよさそうです。

次はストック動画サイトへのアップロードも自動化したいのですが、まだWeb画面で操作する部分が残っています。こちらの完成には、もう少し時間がかかりそうです。

このところ、ドローン動画の撮影もさぼりがちでしたが、このツールができたおかげで、また撮影を再開してみようという気になりました。